ファッションとしての刺青に興味を持ったのは高校生の時です。
ラグビー部だったから筋力トレーニングをしていましたし、流行っていた格闘技も見ていたのでかっこいい体に憧れていました。
テレビや雑誌で見るアスリートとファイターの体には刺青が入っており、それで興味を持ったのです。
高校生のうちに入れることは検討しませんでした。
発覚すれば退学になるかもしれませんし、人付き合いに影響が出ると考えたからです。
ただ魅力は感じていたので、タトゥーに関する本と雑誌を購入して眺めていました。
洋風のタトゥーと和彫りがありますが、高校生の時はタトゥーが好みでした。
適度に悪そうな雰囲気のデザインのページの端を折っていた記憶があります。
具体的な検討を始めたのは大学生の時です。
アルバイトで自由に使えるお金ができたことが大きいですし、髪型などのファッションの自由度が上がり、刺青にも挑戦したくなったのです。
くわえて親しい友人がタトゥーをしていたので羨ましい気持ちもありました。